今回は、介護付き有料老人ホーム「ウェルケアガーデン久が原」に行ってきました!
「ウェルケアガーデン久が原」は「フジテレビ」「産経新聞」「ニッポン放送」などと同じ「フジサンケイグループ」の1つ「株式会社サンケイビルウェルケア」が運営する、全室91室の5階建ての有料老人ホームになります。
大田区の久が原エリアといえば、大田区の西部に位置し、田園調布、山王と並び称される屈指の高級邸宅街となります。
施設の外観も周辺の落ち着いた雰囲気にマッチしたモダンなつくりになっており、高級感を感じますね。
2016年10月01日開設の施設で丸2年が経過した、まだ新しいホームです。
株式会社サンケイビルウェルケアでは、関東エリア各地で「自立支援介護※」を実践する介護付き有料老人ホームの開設を進めております。
※「自立支援介護」とは、「要介護になった人を、水分、食事、排泄、運動の重要性に着目し、ご本人の体調を整え、活動性を上げることで体力を回復し、もう一度自立状態に戻す」ことを目的とした介護を指します。
この「ウェルケアガーデン久が原」の特徴として以下が挙げられます。
●2.5:1の人員体制
ご入居者様2.5人に対して、1人以上の介護・看護スタッフの配置の安心の万全体制
※普通の介護付き有料老人ホームの基準は「3:1 」
●パワーリハビリテーション
パワーリハビリテーションは、老化や器質的障害により低下した身体的・心理的活動性を回復させ、自立性の向上とQOL の高い生活への復帰を目指すリハビリテーションの新しい手法です。
マシントレーニングを軽負荷で行い、全身各部の使っていない筋を動かします。
●24時間看護スタッフ常駐
看護スタッフが常にホーム内に常駐している為、緊急時に迅速な対応が可能
「百聞は一見に如かず」ですね。
それではさっそく中に入ってみましょう!
ウェルケアガーデン久が原を徹底レポート
お伺いした時には、手入れされた綺麗なお花にお迎えしていただきました。
明るいエントランスですね。足元にも段差がほとんど無く
負担がかかることがありません。
エントランスを入ってすぐ左手には地域連携室「すみれ」がございます。
こちらではホームを入居者様だけの「閉ざした空間」にはしたくないという想いから、地域の方とのふれあいの場としても定期的にお茶会など交流イベントを催しております。
そして、エントランスを右手に進むと広がる大きな「メインダイニング」がございます。
「メインダイニング」の先にございますのが、「リハビリテーション室」
様々なパワーリハビリテーションの専用器具が用意されております。
実際にリハビリ中の入居者様に許可を頂き、撮影させて頂きました。
このように、機能訓練指導員がお1人おひとりの身体の状態に合わせてふさわしいプログラムを作成し、リハビリを行います。
入居者様の元気な「1,2,3,4」という掛け声が印象的でした。
合間、合間での水分摂取も徹底しております。
施設の特徴である「パワーリハビリテーション」は「筋トレではなく、軽い負荷で、同じ動きと反復し、体に動きを思い出してもらうのが目的」と同行して頂いていた支配人の清家様に教えて頂きました。
無理のない運動で運動機能を維持・向上し、入居者様自身でできることが増えていくその過程に寄り添っていける環境が整っているという印象です。
居室の雰囲気
それでは、居室も見ていきましょう!
※モデルルーム仕様
お部屋の広さも「20.48㎡~27.20㎡」と広めの仕様になっております。
※介護付き有料老人ホームでは18㎡前後のお部屋が多いです。
トイレは扉式のものでしっかりプライベートな空間を守れます。
洗面台は車椅子の方でも問題なく使えるよう、奥行きも余裕がありますね。
クローゼットも1人分の荷物であれば十分な収納スペースが完備されております。
居室の外に出て、まだまだ施設内のご案内は続きます!
廊下も広いですね。
車いすの方でも問題なくすれ違えますし、歩行練習をするのにも十分な距離と幅が備わった廊下です。
歩行訓練もお1人おひとりに合わせて行い、歩行器もお身体に合わせて選べる徹底ぶりです。
歩行訓練の時にも同行させて頂きました!
「自分の足でお散歩したい」「好きなところにお買い物に出かけたい」といった想いを目標に、みなさん日々取り組まれているそうです。
前向きに目標に向かって頑張っている姿にグッと胸が熱くなりました。
エレベーターで屋上へ上がると広いバルコニーがあります!
お天気の良い日は気持ち良いものですね。
東京タワー・スカイツリーも見えるそうです。
次にお風呂を見ていきましょう!
お風呂は各階にご用意があり、個浴に関しては2種類ございます。
【A】
【B】
一目見ただけでは、違いが分かりづらいかもしれませんが、こちらも、お身体の状態に合わせて使い分けております。
【A】の個浴は、
浴槽が大きく、つかまって入れる方向け
【B】の個浴は、
浴槽が小さめで、介助が必要な方向け
※入浴中でも浮力でバランスを崩さないよう、また浴槽から立ち上がる際に前傾姿勢を取りやすいよう、浴槽のサイズから、壁と浴槽の距離まで緻密に計算されたつくりです。
他にも、サロンスペースもあります。
いつまでもオシャレでいたいですね。
共有スペースに戻るとレクリエーションが始まっておりました!
各階から集まり、みなさん楽しそうに「漢字表記の国当てゲーム」などを楽しんでおりました。
この写真に写っている「瑞西」は「スイス」と読むそうです!
※ちなみに私はほとんど分かりませんでした。笑
ここで、もうひとつ注目して頂きたい部分があります。
公式ホームページを探しても絶対に載っていない「こだわり」です。
それは入居者様が座っている「椅子」なんです。
じっくりと見ると微妙に高さが違います。
こちらもお身体に合わせてサイズを変えております。
さらに前足下部にはローラーがついており、介護するスタッフの方々の負担軽減にもなっております。
私も実際に座っている方がいる状態で椅子を押してみましたが、びっくりするくらい負荷が違います。
廊下にあるソファーなどにも秘密があります。
ぜひ見学して、その「こだわり」を聞いてみてください!
今回のブログでは「1人ひとりのお身体にあった」と頻繁に書かせて頂きました。
ネット検索をしてみても、この表現を使っている施設も多いかもしれませんが、ここまで徹底して、こだわって施設の備品から環境を整えているホームは無いのではないでしょうか。
支配人の清家様より
入居者様に悩みを教えて頂きたい。現状の能力を昔に近づけたい。回復して欲しい。その想いに応えられる環境が整っております。
「ウェルケアガーデン久が原」の最大の売りは【職員】です。介護をするのは建物ではなく「人」ですから、介護・看護ともに日ごろから職員教育には力を入れております。
今の環境があるのは、職員のおかげです。
お任せ頂ければ、期待に応えられると思いますので、ご見学お待ちしております。
まだまだお伝えしきれていないことが沢山あります。是非、実際にホームを見学し、現場の雰囲気を感じてみてください。
※ご入居費用、空室状況、見学の予約などにつきましては「介護のほんね」まで気軽にお問い合わせください。ご相談から見学まで全て無料で行います。
この記事の寄稿者
ゴイカのかいご編集部
日々、相談員として数多くのお客様のご相談を伺い、施設見学に同行しています。あらゆる施設を見て、職員とお話ししてきた私たちならではの視点で、老人ホーム探しに役立つ情報を発信していきます。