今回は、サービス付き高齢者向け住宅「ドーミー亀有Levi」に行ってきました!
JR常磐線「亀有」駅から徒歩で約12分。また、徒歩4分の「東綾瀬小学校前」バス停は、東京メトロ千代田線「綾瀬」駅より5分ほどで着きます。
今回は亀有駅から徒歩で伺いました。北口の商店街を抜け、住宅街に入っていくと、広い敷地の畑や保育園が見えてきました。その向かいに建つかたちで、ドーミー亀有Leviがあります。
2016年4月開設した、サービス付き高齢者向け住宅です。
特徴は、ご入居者が日常生活をご自身で続けていくことができるように、ということを目的にあらゆるサービスが組み立てられている点です。
ドーミー亀有Leviを徹底レポート!
早速中に入って、フロントを中から撮影しました。
正面を向くと目に飛び込んでくるのは、窓越しに見える大きな中庭、芝の緑です。この中庭には出ることができます。晴れた日にはとても気持ちよさそうです。行く行くはここを利用したレクもあるかも!?
ラウンジには、様々な書籍が置かれています。こちらは図書館になっており、自由に好きな本を読むことができます。ご入居者の方々の趣味嗜好に合わせて、今後も柔軟に取り揃えていく予定です。
なんと、カラオケルームもあります。予約をして、無料で利用できます。お孫さんと楽しむご入居者様もいるそうです。本格的な防音ルームなので、気兼ねなく熱唱できます。
ご入居者様同士の交流、自発的な活動も大歓迎とのことで、そのための活動にも利用できるよう、整備したそうです。
用意されたレクリエーションだけでなく、自分でやりたいことをやることができる環境がある、というのも日常生活を自身で送り続けることにつながります。
また、介護保険を利用したサービスとして、機能訓練特化型デイサービスが併設しています。ここでは、「ホグレルマシン」というリハビリ機器を導入しています。整形外科や治療院に多く導入されているマシンとのことで、肩甲骨周り、股関節周りの筋肉を柔軟にほぐし、関節可動域を向上させることに重点をおいて設計されています。
「ご入居者が日常生活をご自身で続けていくことができるように」という当住宅の目的が、デイサービスでも共有されています。(デイサービス「ドーミーCare Levi亀有」は、ご利用の際に別途契約が必要です)
食堂の雰囲気
1階の左奥が、食堂です。
ここでも「ご入居者が日常生活をご自身で続けていくことができるように」という、当住宅の目的が形になっていて、ご自身でできる方にはセルフサービスの仕組みを取り入れています。
自分のトレイに、厨房からおかずをもらい、厨房横の冷蔵棚からおかずを取って載せます。
ご飯や汁物はアイランドキッチンで、食べる分量をご自身で盛り付けます。
実際に全てトレイに載せ、テーブルについて昼食をいただきました。
今日の昼食は、○マグロ付け丼、○のっぺい煮、○清汁、○香物、○デザートのわらび餅、です。
栄養バランスがしっかりと考えられたメニューで、本当においしかったです。
食事にこだわりがあり、施設内の厨房にて調理するため、刺身などの生魚がいただけるのも大きな特徴です。(※自家調理ではなく配送などの食事の場合は、配送時間などが考慮され、メニューの幅が狭まるため、生魚などのメニューが提供されないホームもあります。)
食堂からも中庭が見えます。開放感があって気持ちいいですね。食が進みました。
その他、1階には理美容室やランドリールーム、大浴場と個浴室などがあります。
寝台で入ることのできる機会浴の浴室も1階にあります。
次は、上階に行きます。4階の共有リビングです。
居室の雰囲気
次は、お部屋です。白を基調とした明るい雰囲気です。写真にあるように、エアコンは備え付けです。
収納です。
トイレと洗面台です。
4階南向きのお部屋は、ベランダからの見晴らしがよく、スカイツリーも見えました。
続いて、家具を入れたイメージのモデルルームを見せていただきました。さきほど見た家具の無い状態と比較して見ると、わかりやすいですね。
続いて、ご夫婦で住むことのできる広いお部屋です。モデルルームなので、家具が入った状態です。
ご夫婦部屋の収納は、ウォークイン型です。
ご夫婦部屋は、トイレの隣に洗濯機スペースもあります。
ご夫婦部屋はお風呂も付いています。
窓を開けると、元気に走る小学生の姿が。パワーをもらえます。
お部屋を出て、廊下です。
次は共同で利用する個浴室です。
バーが動かせるので、身体の片側に麻痺がある方も、入浴がしやすく、また、風呂の両脇の台を取って浴槽が左右に動かせる仕様なので、介助もとても行いやすくなっています。
3階には、ひのき風呂が。浴室中にとても清涼なひのきの香りがしました。
このひのき風呂も、先ほどの浴槽と同じく、可動式です。ひのきはお手入れが大変なのですが、香りを楽しみながら入浴できるのはご入居者にとっても日々のモチベーションになりますから、スタッフさんもお手入れに力が入ります。
「ご入居者が日常生活をご自身で続けていくことができるように」という当住宅の目的が、ここでも体現されています。
今回、当住宅内をご案内していただいた、支配人の吉岡さん。ご入居者の生活が自立した充実したものになるように、細やかな支援を考え、実践しています。今後のプランなどもお話しいただき、とても参考になりました。
ご入居者とご家族にお渡しする生活プランシートのサンプルも見せていただきました。実際の生活が見える化されていて、とてもわかりやすいですね。
見学した感想
ご入居者が日常生活をご自身で続けていくことができるように支援していくというのは、簡単なことではありません。しかし、こちらのホームでは日々の生活の中に自然にその支援の仕組みが組み込まれているように感じました。
生活の中のその仕組みが、ご入居者様にとってうまく働いているのかどうかを見守り、支援し続けていくということは、直接スタッフさんがサポートすることよりも、より細やかな配慮や注意深さが必要になります。
そのため、スタッフ間のコミュニケーション、そしてスタッフさんとご入居者様とのコミュニケーションがとても重要になるのではないかと感じました。
まだまだお伝えしきれていないことが沢山あります。是非、実際ホームを見学し、現場の雰囲気を是非感じてみて下さい。
資料請求・見学予約の際は介護のほんねまでお気軽にご相談ください
この記事の寄稿者
ゴイカのかいご編集部
日々、相談員として数多くのお客様のご相談を伺い、施設見学に同行しています。あらゆる施設を見て、職員とお話ししてきた私たちならではの視点で、老人ホーム探しに役立つ情報を発信していきます。