今回は、介護付き有料老人ホーム「らぽーる上尾」に行ってきました!
ラポール上尾を徹底レポート!
こちらのホームは、JR高崎線の上尾駅からバスで約10分、徒歩約1分で到着します。国道17号にほど近く、交通の便がよいですが、落ち着いていて静かな環境です。
また、1時間に1本、上尾駅とホームの間をご入居者やご家族が無料で乗ることができるシャトルバスが走っていますので、頻繁にホームを訪れたいというご家族も安心です。
ホームの隣には、協力歯科医療機関である「新世クリニック歯科」があります。ホームへの訪問診療も行っています。
中に入ります。振り返ってフロントを撮影。
1階のリビングです。
カーテンの奥の部屋では、介護職員初任者研修講座(介護職になるための講座)が行われていました。当ホームの方針で、ホーム内で講座が実施されており、講座卒業後そのままここで働く方もいます。
当ホームは施設長が元々病院で看護師をされていたので、「介護」と「医療」の連携に意識を強く持っているのが特徴の一つです。
入り口の横には、理学療法士さんがいる部屋があります。理学療法士さんが実施しているリハビリがとても人気です。詳しくは後ほど。
ご案内いただいたのは、営業部の柳本さんです。
廊下を奥へ進みます。
1階には男女別の一般浴室があります。
自立の方は、朝の5時から夜の22時まで、自由に入ることが可能です。
介助が必要な方も、週3回入浴があります。一般的に有料老人ホームの入浴は週2回が多いのですが、こちらのホームでは回数が多くなっています。
ご利用中だったため写真はありませんが、1階の奥に進むと介助が必要な方のための介助浴室と、座ったまま入ることができる・寝たまま入ることができる機械浴室があります。
洗濯も希望によりホーム側で代行し、居室まで届けてくれるため、自分では洗濯の必要がありません。もちろん自分で洗いたいという方もいらっしゃるため、そのための洗濯機はあります。
食堂の雰囲気
1階には食堂もあります。
ご入居者様は、食堂に来ると入居者カードと食事カードを写真の機器にかざします。すると、ディスプレイに数字が表示されます。
ディスプレイの上には「今日のラッキーナンバー」が。ラッキーナンバーが当たると、本来は2品のうちどちらかを選択するというメニューを、両方食べることができます(食べ過ぎにならないよう、量はちゃんと調整します)
これは、ご入居者の食事の記録をデータ管理し、生活状態の把握・改善に役立てるためのシステムです。単なる管理システムでは面白みがなく持続しないため、上記のように楽しめる工夫を考えたそうです。
食事はホームの管理栄養士のもと、厨房で全て手作りしています。身体状態に合わせ、治療食やきざみ食なども対応していますし、ソフト食も作っています。
私も昼食をいただきました。とてもおいしくいただきました。ご馳走様でした!
中庭の様子です。
ご入居者の皆さんで植物を育てています。
正面に見えるのは桜の木で、春には中庭で花見ができます。左に見える2階のテラスも広いので、ここから花見をするご入居者も多いとか。気持ちよさそうですね。
1階の奥へ移動すると、リハビリホールがあります。
ホーム入口横に事務室があり、理学療法士さんが常駐しています。また、専属の機能訓練員も配置されています。そのため、ご入居者様に対して、ほぼ個別の機能訓練が実施できているとのことです。
理学療法士さんのオリジナル「足・腰・骨体操」がとても人気で、機能訓練員のピアノ伴奏に合わせて皆様楽しまれているようです。その輪はホーム内でどんどん広がり、自立の方も要介護度が出ている方もみなさん積極的に参加されているとのことでした。
居室の雰囲気
2階に上がり、居室の様子です。
洗面台です。
トイレです。
窓と収納です。
広い居室が多いのが当ホームの特徴で、こちらは26㎡です。一番大きいところは43㎡で、30㎡以上のご夫婦で入居できる居室が21室もあります。
つづいて、ご夫婦で入居が可能な39㎡の居室のモデルルームです。
ミニキッチンがついています。
トイレ、洗面台です。シャワールームもあります。
リビングです。モデルルームでは奥のお部屋の壁際にベッドを置いています。
収納です。
見学は以上で終了です。ありがとうございました!
ラポール上尾を見学した感想
食堂でご入居者の皆さんが談笑しながら食事をされていたり、浴室でスタッフさん同士が明るい雰囲気で後片付けをしていたりする姿を見かけ、ホーム全体に明るく穏やかな空気が流れている印象を受けました。
手厚い人員の配置や、介護と医療の連携をしっかりと図るといったホームの方針が、スタッフさんがイキイキと働く姿になって表れているのかもしれないと思いました。
ご入居者が明るく穏やかに過ごせるのは、イキイキと働くスタッフさん達がいるからこそとも言えますよね。
ご入居者の日々の生活は、自由度が高いと感じました。お元気な方はもちろん、介護が必要な方も、歩くことができて特に問題がない方は外出が自由です。受付のスタッフさんに行き先を告げて皆さん外出されるとのことでした。
冒頭でもご紹介したように、1日14便のシャトルバスが走っているので、ホームの周りだけでなく、駅の方まで行くこともできます。
また、認知症の方や足が悪く歩けない方は、スタッフさんが付き添いで外出をします。
ホームが企画する買い物ツアーも毎週金曜日にあります。
ご入居者がイキイキとされている印象を受けたのは、このように自由度の高い生活を送ることができ、それを支えるホームの運営がしっかりなされているところに、その答えがありそうです。
資料請求・見学予約の際は介護のほんねまでお気軽にご相談ください
この記事の寄稿者
ゴイカのかいご編集部
日々、相談員として数多くのお客様のご相談を伺い、施設見学に同行しています。あらゆる施設を見て、職員とお話ししてきた私たちならではの視点で、老人ホーム探しに役立つ情報を発信していきます。