高齢者向けホームを実際に見学してきたことを綴る「行ってきたブログ」。
ホームの雰囲気を感じてもらうことを目的に写真満載でお届けします。
今回は、介護付有料老人ホーム「メディカル・リハビリホームまどか川口」に行ってきました!
メディカル・リハビリホームまどか川口を徹底レポート!
ホーム名に「メディカル」とあるこのホームは、看護職員さんが24時間常駐するホームです。そのため、医療ケアが必要な方も多く暮らされています。
見学当日があいにくの大雨で、ホーム外観の写真が撮れなかったので近距離撮影でパチリ。
3F建てのホームには、各フロアに居室があります。
2Fは特に医療の対応が必要なご入居者が生活されていました。
皆さんが集まるリビングに椅子があまり置かれていないのは、車椅子でも来やすいよう配慮されているため。
ベッド上だけでなく、できるだけ車椅子に座ってリビングで過ごす時間を作ってもらうようにしています。
食事は、ご入居者の個々のペースで食べられるよう、例えば朝食であれば7:30~9:30の間に食堂に行けば食べられる、というシステムになっています。 昼食、夕食も同様です。
時間に幅があるので利用しやすいという声が多いようです。
食事形態の変更や塩分制限など、全てお1人おひとりに合わせた対応がされています。
下は9月の献立表。写真入りで食欲がわきます。
掲示板を見ると、食事を楽しむ企画が満載です。
全国ご当地料理めぐりと、全国漁港めぐり。
これは月替わりで企画されていて、大人気の企画のようです。
来月はどこの漁港!?
居室に入ると、白い壁と木目調の床で、落ち着いた雰囲気です。
トイレの仕切りはカーテンになっています。移動がしやすい設計です。
廊下の雰囲気。壁の装飾は、ご入居者の手作りとのこと。
夜空に打ち上げられる花火。作る。眺める。生活に彩りが出ますね。
こちらもご入居者が作った絵手紙の数々。
先生に来ていただいて、習いながら作ったとのことで、どれも力作です。
色を少しはみ出させるのがコツだとか。
次は浴室です。手前にある機械を使って入浴することも可能です。
リビングではスタッフさんがテキパキと働かれていました。
お忙しいところ、お邪魔します!
リビングの一角には、「まどかcafé」が。リラックスできるようレイアウトされています。
こちらでゆったりと歓談されるご入居者も多いようです。
まどかcaféには、素敵なボーイがいます。
こちらは、以前このホームで生活されていたご入居者の息子様が、毎年クリスマスに送ってきてくれるものだそうです。
ご入居者さま自身はお亡くなりになられているのですが、ご家族の想いは常にこのホームと繋がっているということが感じられました。
メディカル・リハビリホームまどか川口に行ってきた感想
メディカル・リハビリホームまどか川口という名前のとおり、医療的な処置にとても手厚い体制のホームでした。
写真では紹介できていませんが、「口から食事をとる」ということを大事に考え、外部機関とも密接に連携して、ご入居者に適切なトレーニングをするなどの取り組みもされています。
「ホーム自体」と、「連携している外部の医療機関」とが、ご入居者の充実した生活のために同じ方向を見ながら日々の取り組みをしていることが感じられました。
しかし医療面だけが特筆されるわけではありません。
本文で紹介したような、日々の生活を楽しむ工夫も随所に見ることができました。
その結果が、ご入居者だけでなくそのご家族も満足され、ホームへ毎年ご家族からの贈り物が届くというような関係として表れているのではないでしょうか。
懐の深さを感じるホームでした!
資料請求・見学予約の際は介護のほんねまでお気軽にご相談ください
この記事の寄稿者
ゴイカのかいご編集部
日々、相談員として数多くのお客様のご相談を伺い、施設見学に同行しています。あらゆる施設を見て、職員とお話ししてきた私たちならではの視点で、老人ホーム探しに役立つ情報を発信していきます。