今回は、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「リアンレーヴ立川」に行ってきました!
「リアンレーヴ立川」は、東京・神奈川・千葉・埼玉で、多くの老人ホームを運営する介護事業大手「株式会社木下の介護」のサービス付き高齢者向け住宅です。
※「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」とは、見守りや健康相談などの機能がついた高齢者向けの賃貸住宅です。
介護サービスがパッケージされている「介護付有料老人ホーム」などとは異なり、自宅で介護サービスを使うのと同様に、必要な介護サービスを近隣の介護事業所と個別に契約をしながら利用することになります。
サービス付高齢者向け住宅(サ高住)については、ご相談をいただく方から「介護が必要になると退去しなければいけないのでしょ??」という質問をいただくことがあります。
確かにサ高住が整備され始めた当初は、「介護が必要になったら介護付有料老人ホームや特別養護老人ホームなどに転居しなければならない」としていたホームもありましたが、最近のサ高住は、介護が必要になってもずっと住み続けることができる“終の棲家”としてのサ高住が多くなっています。
この「リアンレーヴ立川」も終の棲家としてずっと利用できるサ高住の一つです。
ホームの中には、訪問介護事業所と居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)が併設されていて、24時間365日、介護スタッフが常駐し、日中帯は看護師も常駐しています。
「ここを終の棲家として、自宅と同じように過ごしていただきたい。介護サービスが“点”ではなく、24時間365日の“帯”として提供できることでの安心感を感じていただきたい」というのがホームの運営方針となっていました。
リアンレーヴ立川を徹底レポート!
「リアンレーヴ立川」の外観の様子です。
多摩都市モノレール「砂川七番」駅・「泉体育館」駅から徒歩5分との所にあり、駅からのアクセスが良いホームでした。
(※写真の中央付近に写っているのが、「砂川七番」駅を出発する多摩モノレールです。実際に歩いてみましたが、駅からとても近かったです。)
リアンレーヴ立川は、3階建て、58室の建物です。
周辺は栗林などの緑も豊富で、ゆったりとした敷地の中に建てられていました。
ホームの中に入ります。
こちらが1Fのリビング兼食堂です。
3階建ての各階に、このようなリビング兼食堂があります。
食堂の雰囲気
こちらは2Fのリビング。
1Fのリビングに併設されている厨房では、昼食の準備が行われていました。
リビング兼食堂にも、昼食のいい香りが漂っていました。この日の昼食は「冷やし中華」。
廊下を進み、居室に向かいます。
居室の雰囲気
居室の様子です。
一般的にサ高住では、ベッドや家具などはご自分で用意して入居するホームが多いのですが、リアンレーヴ立川では、電動ベッドが備え付けになっています。(もちろん使い慣れた寝具・家具類を持ち込んでの入居も可能です。)
お風呂の様子です。
このような個浴タイプのお風呂が、各階に複数設置されています。
洗濯機・乾燥機も自由に使うことが可能です。
施設長様より
リアンレーヴ立川の施設長、武内さんです。看護師でもあり、老人ホームの施設長経験も豊富な施設長です。
冒頭でも触れましたが、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で介護サービスを利用する場合は、自宅で介護サービスを受けるのと同様に、必要な介護サービスを近隣の介護事業所と契約して利用する形をとります。介護サービスがパッケージされている「介護付有料老人ホーム」との違いはそこにあります。
武内施設長に、その違いについてお話をお伺いすると、
「介護のサービスがパッケージされていないサ高住だからこそ、ご利用者がどんな生活をされたいのか、何を大切にされたいのかに副って介護サービスを柔軟に組み合わせることが出来ます。
ご入居される方それぞれで、必要な支援の内容は当然異なります。
そのためにも、まずはその方がどんな生活をされていたのか、どんな生活をされていきたいのか、何を一番大切にされているのかなどをしっかりとお伺いし、把握していきます。その上で、その人らしい生活をベースにして、必要な支援を組み立てていくことが本当に大切だと思っています。」
とお話をしてくださいました。
介護付有料老人ホームでの施設長経験もある武内施設長。その経験を活かしながら、サービス付き高齢者向け住宅「リアンレーヴ立川」のサービス方針を作られているように感じました。
リアンレーヴ立川のスタッフの皆さんです。
見学した感想
ホームを見学してみて、リアンレーヴ立川の印象は「人」でした。
ホームのスタッフは、そこでの生活を共に過ごしていく、いわば「新しい家族」のような存在だと思っています。
そういった意味でも、ここのスタッフの皆さんの一生懸命さと、のびのびと明るく楽しそうな雰囲気に“家族”としての安心感を感じました。
リアンレーヴ立川が開設したのは2016年4月。ホームの運営は、武内施設長や、明るく元気なスタッフさんのもと、これからもどんどん進化していくことと思います。
資料請求・見学予約の際は介護のほんねまでお気軽にご相談ください
この記事の寄稿者
ゴイカのかいご編集部
日々、相談員として数多くのお客様のご相談を伺い、施設見学に同行しています。あらゆる施設を見て、職員とお話ししてきた私たちならではの視点で、老人ホーム探しに役立つ情報を発信していきます。